「植樹申し込みの手続き」

 「びわこ地球市民の森」は、広く市民の方に苗木植樹を募り、市民と行政の協働で森づくりを進めています。県内、県外を問わず、個人、グループ、学校、団体、企業など、どなたでも参加できます。
 「植樹協力のルール」と「植樹の手続き」は次のとおりです。お気軽に「森づくりセンター」へご連絡ください。

「植樹協力のルール」

 「びわこ地球市民の森」は県営都市公園なので、公園の利活用に一定の決まりがあります。これに沿って、植樹活動に参加していただいた方(植樹協力者)と管理者(滋賀県)との確認事項として、主に次のようなルールを定めています。

@苗木植樹の考え方
 個々の苗木が、最後までそのまま生育するということではなく、全体としての森をつくっていく植樹方法であって、高木による記念植樹とは異なっています。

A植栽場所
 公園の全体計画に基づき、森づくりセンターとの打ち合わせにより決定した場所です。

B植栽樹種
 公園の全体計画に基づき、森づくりセンターで選定します。

C植樹にかかる費用
 苗木などの材料は、植樹協力者が用意していただきます。森づくりセンターは、苗木の育成や購入方法について情報を提供します。

D植樹に関しての技術的指導
 植樹の際の技術的な指導を行います。将来的には、「森づくりサポーター」の協力を得ることにしています。

E付帯施設などについて
 みんなで1つの森をつくっていくという趣旨から、植樹協力者による個別の標識、モニュメントの設置は行いません。

F植樹記録簿の作成
 森づくりセンターは、植樹協力者名・植樹年月日・樹種等を記載した記録簿を作成・保存します。また樹木の成長状況を調査・記録し、希望者には閲覧します。

@「森づくりセンター」への連絡
 植樹協力者は、植樹希望について、「森づくりセンター」へ来所していただくか、電話またはEメールでご連絡ください。
 その際、氏名(団体等の場合は団体名および担当者名)・住所・電話番号とともに、植樹予定人員および植樹の時期・樹種・本数について可能な範囲でお知らせください。
 自家苗木(自宅等で苗木を育成される場合)についても同様です。
 なお、植樹適期は、春季は3〜4月秋季は10〜11月で、主な樹種は常緑樹10種、落葉樹30種程度です。

A植樹計画の打合せ
 森づくりセンターは、植樹協力者と植樹の時期・場所・樹種等について相談し、苗木の入手先や単価(一般樹種で300〜400円程度)について情報を提供します。自家苗木については、ドングリから苗木を育てる方法(マニュアル)を提供します。
 また、植樹活動とあわせて自然教室などの行事の希望についても打合せします。

B植樹申込書の提出と確認
 植樹協力者は、植樹計画の打合せにもとづいて、「びわこ地球市民の森への植樹申込書」を提出し、財団法人滋賀県建設技術センター森づくり推進事務所長(「びわこ地球市民の森」の公園運営者)から確認(承諾)文書を送付します。
 なお、植樹協力者による植樹木については、「びわこ地球市民の森」へ寄付された扱いとなります。
また平成21年度より植樹活動やボランティア活動などに参加される方のお名前の登録が必要になりましたの
でご了承ください。(なお、この名簿は植樹活動参加者の実人数を正確に把握するためのもので、他の用途には
使用することはありません)。

C苗木等の調達
 苗木の調達については、植樹協力者が持参あるいは苗木販売先等へ調達・搬入を依頼する他、下記の方法が可能です。
 植樹協力者の同意のもとに、「森づくりセンター」が代行して、植樹用の苗木を調達し植樹場所へ取り揃えることが可能です(この場合、苗木代は、植樹協力者から調達先へ直接支払うことになります)。

D植樹の実施
 植樹場所は、苗木植樹用に造成されているので、特別の用具などは必要ありませんが、以下の準備をして下さい。
 ○移植ゴテ(家庭用)、軍手を持参。
 ○作業できる服装、特に足元はズック靴、長靴など。
 ○記念写真用のカメラなども。

E植樹後の維持管理等
 苗木が森へと育っていくには、数年間は維持管理作業が必要です。「森づくりセンター」では、植樹地の維持管理についても、「森づくりサポーター」など市民参加の協力のもとに、継続して作業を行っています。
 植樹木についての主な維持管理作業は、次のとおりです。

 ○苗木の育成に必要な、かん水・除草・施肥などの作業。
 ○成長して過密になった苗木の裾枝払いや移植などの作業。
 ○苗木の活着状況、伸長状況など全体的な成育調査。

 

 植樹の手続きと実施までの流れはおよそ次のとおりです。

「植樹の手続き」

植樹申込書
TOP