2018年第4回森づくりサポーター活動
早春の光が差し穏やかな天候のもと、平成30年度最後の「森づくりサポーター活動」が、平成31年3月9日(土)に開催されました。
当日は、森づくりサポーター96名、ガールスカウト18名、計114名の多くの皆さんが参加し、江見所長のあいさつと活動内容の説明のあと、森の中での活動が始まりました。
森づくりサポーターの皆さんは、平成22年~24年植栽の里の森ゾーンの落葉樹林地と平成16年~17年植栽のふれあいゾーンの常緑樹林地で間伐と枝落とし作業を実施しました。 間伐や枝落としは残った木の生長を促し健全な森に育成していくため欠かせない作業です。少し太い木の伐採や枝払い、切った木の整理などなかなか大変な作業でしたが、皆さん熱心に取り組んでいただき、明るくなった森は爽やかな風を受け一段と元気さを取り戻しました。
一方、ガールスカウトの皆さんは、中村實先生の指導のもと、「森で春を見つけよう」をテーマにした自然教室で、地面にはりついて春を待つロゼット状の植物や寒い冬を過ごしてきた冬芽の様子、ユズリハやオニグルミ、蔓性のクズなど葉が落ちたあと枝に残る動物の顔に似た葉痕(ようこん)など様々な植物に触れながら春の訪れを感じました。そのあと、クヌギやコナラの間伐材にシイタケ菌を打ち込む体験をしました。
活動後は、みんなで豚汁とおにぎりを賞味し、体の温もりを感じるととともに体の疲れがちょっぴり癒されました。
参加していただきました皆さん、ありがとうございました。来年度も、さらに充実したサポーター活動を計画していきますので、どうか皆さんのご協力をお願いします。